“無冠”オカダ・カズチカが楽しみな件

“無冠”オカダ・カズチカが楽しみな件
2020年1月9日
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2.9大阪城ホールまでの全大会、全カードが発表されました。

“2冠王”内藤哲也選手と”令和のテロリスト”KENTA選手のW選手権試合を中心に、挙げればキリがない程に見どころ満載なカードがぎゅうぎゅうに詰まった内容となっています。

その中でも今回は、
イッテンゴで内藤哲也選手に敗れ、”無冠”となったオカダ・カズチカ選手に注目して、今後の展開を妄想していきます。

ジョン・モクスリーとの邂逅

まず楽しみなのがこの試合。

翌日のタイチ選手との前哨戦の意味合いが強いこの試合ですが、どうしてもタッグパートナーのモクスリー選手が気になります。

モクスリー選手は、”因縁の種”を巻くのがうまい選手です。

飛行機トラブルにより防衛戦が行えずに返上した「USヘビー級」のベルト。
モクスリー選手はこれを取り返すために12.8広島大会でアーチャー選手を襲撃した際にも、ついで(じゃないですが)にみのる選手にもデスライダーを見舞い、この結果2.9大阪大会での防衛戦が決定しています。

モクスリー選手とみのる選手は以前から互いに戦いたいと公言していたことから、これは必然の流れだったかもしれません。それでも、そんなモクスリー選手が、今回のオカダ選手とのタッグを意味のないものにするとは思えません。

これは、モクスリー選手がみのる選手との防衛戦に勝利した場合、次の挑戦者にオカダ選手を指名する可能性も出てきたと言えるでしょう。


これまでIWGPヘビーにこだわり続けてきたオカダ選手は、他のベルトのチャンピオンから指名されることはなかったかもしれません。しかし、モクスリー選手から指名された場合、受けずにいられるでしょうか。モクスリー選手なら力ずくでタイトルマッチに持っていきそうです。

更に「USヘビー級」はケニー・オメガ選手やジェイ・ホワイト選手が「IWGPヘビー級」への足がかりとしたベルト。

前回オカダ選手がベルトを失った時、オカダ選手を大きく成長させたのは外道選手からの卒業とジェイ・ホワイト選手との抗争でした。更なる進化を遂げるべく、「USヘビー級」を軸に世界の選手たちとの戦いに身を投じるというのも面白いかもしれません。

vs “オカダに負けたことのない男” タイチ

シングルマッチが決定して、すぐにこういうツイートをしてくれるのはさすがタイチ選手と言ったところ。ライオンマークの前で並んで撮っている写真、2人とも若いですね。この写真と比べて、12年経ち、様々な経験を積み重ねてきた今の姿の方が圧倒的にカッコイイというのは、単純に男として憧れます。

さてしかし、タイチ選手は自身の浮上の目を探すのが本当にうまいですね。

オカダ選手はそう遠くない未来、「IWGPヘビー級」に返り咲きます。もし今回のシングルマッチでタイチ選手がオカダ選手から勝利していた場合、真っ先にベルトへの挑戦権を主張できる、そういう魂胆でしょうか。もしくは、オカダ選手に勝利した勢いで、KENTA選手とのW選手権後に内藤選手に絡みに行くか。

それにシングルマッチを行う会場は「北海きたえーる」。
去年2月の内藤戦では敗北したものの、飯塚選手を乱入させ内藤選手を一時戦闘不能状態にして追い詰めたり、7月のG1では飯塚選手から引き継いだアイアンフィンガーで内藤選手から初勝利を収めるなど、まさにタイチ選手のホームとも言える会場です。

何かが起こる2月の「北海きたえーる」で、その”何か”を起こしてきたタイチ選手。
オカダ選手に対して、”何を”仕掛けてくるか、注目です。


タイチ選手の事ばかり書いてしまいましたが、
この試合の重要ポイントは「オカダ選手はタイチ選手に勝ったことがない」ということだと思っています。12年前の「岡田かずちか」だった頃の1戦なので意味がないと言ってしまえばそうなのですが、「オカダ選手はなぜかタイチ選手が苦手」という形も面白いのではないかと。

例えば、みのる選手は矢野選手、石森選手は金丸選手に勝てないように、トップレスラーでもシングルで戦うと苦手という選手がいます。こんな感じで、オカダ選手にも苦手な相手がいてもいいのかなと思いました。新日本プロレスの絶対王者としてはちょっとありえないかもしれませんが、”無冠”の時だからこそ出来る”キャラ付け”もあります。

風船にいさんから絶対王者へ。今回はどんなオカダが見れる?

2018年の6月。
ケニー・オメガ選手との3本勝負に敗れ、「IWGPヘビー級」のベルトを失ったオカダ選手は、髪の色を赤に変え、BGMをアレンジし、風船を配る”風船にいさん”としてG1に参戦しました。

連続防衛記録を達成した王者オカダとは程遠い姿に、当時どう反応していいか分からないファンも多かった印象ですが、色々と模索しつつも、オカダ選手は自身が王者としての”かせ”が外れた状況を楽しんでいる様子でした。

そして、このG1から外道選手をセコンドに付けず、締めのマイクも全て自分で行うようになります。G1後は外道選手からの卒業を発表、独り立ちを果たしたのでした。

その後は、当時まだケイオスに所属していたジェイ選手と外道選手の裏切りにあい、2019年4月のMSG大会まで抗争を続けることになります。新しいオカダ選手をファンに見せつつ、身内の裏切りも経験したオカダ選手。MSG大会で再び「IWGPヘビー級」の王者になった時には、以前よりも”絶対王者”そして”新日本プロレスの顔”と呼ぶにふさわしい風格を身につけていました。

カッコつけた書き方をしましたが、
オカダ選手は、もうとにかくめちゃくちゃカッコイイ王者として帰ってきました。


さぁ、再びベルトを失ったオカダ選手。

次は何を経験し、どんな王者として返り咲くのか。

それが楽しみで仕方がありません。ではまた!