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新日本プロレス

インフルエンザの飯伏と悲しみのオーエンズ

2020年1月25日

『THE NEW BIGINNIG』シリーズ、始まりました!

アメリカと日本に分かれての、このシリーズ。
1月は新日本プロレスワールドでの生放送もないため、しばらくは試合結果やコメントから状況をうかがう期間になります。

内藤選手とKENTA選手のやり取りを筆頭に話題には事欠かないですが、それでもやはり放送がないのは少し寂しいですね。

そんな中、
飯伏幸太選手のインフルエンザA型感染によるアメリカ大会の欠場が発表されました。

これにより、アメリカで行われる『NEW BIGINNING USA』シリーズの対戦カードが一部変更となりました。飯伏選手の代打としてはロッキー・ロメロ選手が起用され、棚橋選手と組んでタマ・トンガ&タンガ・ロア組と戦ったりするようです。

飯伏選手の試合を楽しみにしていたアメリカのファンは気の毒ですが、
もっと気の毒な選手を見つけたので、今回はその選手について。

2.1アトランタ大会で飯伏選手とのシングルマッチを戦う予定だった・・・

チェーズ・オーエンズ選手です。

飯伏幸太との待ち望んだ一戦

そもそも2.1アトランタ大会での飯伏選手とのシングルマッチは、オーエンズ選手が望んだ試合でした。

オーエンズ「イブシ、お前は『WRESTLE KINGDOM』の大事な試合に負け、連敗だっただろ?その連敗を今夜止められはしたけど、タナハシなしでは勝てなかったんじゃないのか?俺はシングルがやりたい。どうだろう?勝っても負けても、それはそれでToo Sweet!」

出典:新日本プロレスリング

1.6『NEW YEAR DASH!!』大会でのバックステージコメントです。
8人タッグマッチで飯伏選手から直接フォール負けした直後のコメントでしたが、この要求が通った形になります。

負け惜しみのような印象も受けるこのコメント。しかし、オーエンズ選手の狙いは飯伏選手への「BULLET CLUBへの勧誘」にありました。


昨年行われた「WRESTLE KINGDOM」の調印式。ここでマイクを取ったジェイ・ホワイト選手は飯伏選手へのメッセージを残します。

「オマエにはBULLET CLUBの匂いがする。」

オカダ選手に対して飯伏選手が行った、ブリーフケースによる攻撃を受けての発言ですが、ここから飯伏選手への勧誘が開始されることを予感させるコメントです。

1.5『WRESTLE KINGDOM』大会にて飯伏選手とシングルマッチを行ったジェイ選手ですが、この時は「勧誘」という意味では行動を起こしませんでした。

その後、『FANTASTICA MANIA』大会に突入します。飯伏選手とBULLET CLUBのメンバーの参戦はなく、しばらく交わる機会はありませんでした。ジェイ選手はSANADA選手とのシングルマッチを控えているし、そのままこの話は消えていくのか、と思っていたら、オーエンズ選手が動きました。

アメリカのファンに向けたメッセージ。

しかしその中で、飯伏選手に対し、

When I beat you, why don't you join BULLET CLUB? We can help you.
「俺がお前を倒したら、バレットクラブに来い。力になってやれる。」

とメッセージを送っています。

BULLET CLUBから飯伏選手への勧誘は続くようです。

それがわかると同時に、
オーエンズ選手の飯伏選手とのシングルマッチにかける意気込みも感じられます。

それもそのはず、このシングルマッチは

オーエンズ選手にとって大チャンスです。

BULLET CLUBへの勧誘を抜きにしても、G1覇者・飯伏選手との戦いは、オーエンズ選手の今年のシングル戦線を占う重要な一戦だったはずです。

しかし・・・

無念のチェーズ・オーエンズ

しかし、インフルエンザにより欠場が決まった飯伏選手。
これに対し、オーエンズ選手は・・・

Ibushi fears Owens.
「飯伏はオーエンズを恐れている。」

さすが、シャレは効いていますが、なんと悲しいツイートでしょうか。
この短い言葉の中になんとも言えない悔しさを感じます。

それもそのはず。
オーエンズ選手はこの試合のために・・・

新調したコスチュームを用意していました。

飯伏選手の欠場が発表された翌日の投稿です。

「飯伏との試合でお披露目する予定だった・・・おっと、彼は怯えてしまったんだったな。」

・・・やはり悔しさがにじみ出ています。

ユニフォームを新調するほど、この試合への思いが強かったオーエンズ選手。

次に飯伏選手とオーエンズ選手が対角線に立つのは、2.9『THE NEW BEGINNING in OSAKA』大会の第3試合の8人タッグマッチです。

オーエンズ選手には、この試合でなんとか飯伏選手を振り向かせ、再度シングルマッチのチャンスをつかんで欲しいです。

がんばれ!オーエンズ!

最後に

飯伏選手は2018年、ケニー・オメガ選手との「ゴールデン☆ラヴァーズ」再結成の関係で「BULLET CLUB (ELITE)」のメンバーとも一時期タッグを組み試合をしていました。

飯伏選手は決して「BULLET CLUB (ELITE)」に加わることはありませんでした。しかし、特にオーエンズ選手とはタッグを組むことも多く、よくリング上でコミュニケーションをしていたのも覚えています。

もしかしたら、このともに戦った時期があったということも、オーエンズ選手が飯伏選手にこだわる理由のひとつになっているのかもしれませんね。


ここまでオーエンズ選手側に立って色々書いてきましたが、飯伏選手もここで欠場することは残念に思っていることでしょう。

しかし、インフルエンザにかかってしまったことは仕方ありません。

しっかり治して、
2.9大阪大会で元気な姿を見せて欲しいです。


それでは今日はこの辺で。

ではまた!

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