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LA道場ゲイブリエル・キッド、デビュー!

2020年1月28日

冬の札幌、そして2.9大阪大会に向けて、『THE NEW BIGINING』シリーズがアメリカと日本で同時開催されていますね。1月は新日本プロレスワールドでの放送がないので、試合結果を見てビッグマッチに向けて色々妄想を膨らませる日々です。
そんな中、注目しておきたい選手を発見しました。

1月25日(土)に新日本のマットでデビューしたLA道場ヤングライオン、

ゲイブリエル・キッド選手です。

これから野毛道場の辻陽太選手や上村優也選手、LA道場のカール・フレドリックス選手らと共に、次世代の新日本プロレスを作っていく選手です。

LA道場が加わってから、より面白みを増したヤングライオン同士のライバル関係。

そこに加わってくる選手ということで、彼の試合を初観戦する前に、ゲイブリアル選手がどのような人物なのか、まとめておきたいと思います!

RPWを経てLA道場へ

https://twitter.com/Karl_Fredericks/status/1217214428657045505

フレドリックス選手がツイートしてくれていた写真です。
一番右に立っている選手がゲイブリエル・キッド選手。ヤングライオンらしく頭をきれいに丸めての参戦です。それにしてもLA道場は人数が少ない分、一体感があっていいですね。赤ネクタイがシャレてます。

さてさてゲイブリエル選手。
新日本プロレス英語版のホームページによると、ゲイブリエル選手はまだ22歳であるものの、プロレスラーとしてはすでに7年のキャリアがあるようです。キャリアの年数だけで言えば、ヤングライオンの中では最も長いキャリアを誇ります。

イギリスでデビューし、インディー団体「ディファイアント・レスリング(DEFIANT Wrestling)」と「レボリューション・プロレスリング(RPW)」に参戦したゲイブリエル選手。

「ディファイアント・レスリング(旧:WCPW)」では、2017年4月に現AEWのCody選手に勝利し、WCPWインターネット王座のチャンピオンにまでなったようです。同年、ザック・セイバーJr.に王座戦で敗北してベルトは失ったようですが、新日本プロレスファンであれば誰もが知っているレスラーとベルトをかけて闘ったことがある、それ程の選手ということで期待も高まります。

RPWは現在ヤングライオンの岡倫之選手、海野翔太選手の海外遠征先になっている団体ですね。RPWブリティッシュヘビー・ジュニア級王座のベルトもこの団体のベルトです。

そして、新日本プロレス・LA道場入門のきっかけは2019年の6月。RPWの興行で柴田勝頼選手の目に留まり、LA道場入門を持ちかけられたとのこと。年齢も若いですし、そして、おそらくですが柴田選手はゲイブリエル選手の"現状に満足しない向上心"を買ってLA道場への入門を勧めたのだと思います。

そう思わせてくれるエピソードを鈴木みのる選手とエル・デスペラード選手がツイートしてくれています。

遠征で来てる選手に対し、教えを乞うて、ボコボコにされる。

このエピソードだけで、ゲイブリエル選手の活躍が楽しみになります。

ヤングライオン同士のライバル関係

1月27日には、上村優也選手とのシングルマッチを行ったゲイブリエル選手。

結果は、高角度の「逆エビ固め」で上村選手が勝ったようです。レスラーとしてのキャリアはゲイブリエル選手の方が長いと言っても、新日本プロレスの先輩は上村選手!ということで意地を見せてくれました。

試合後、上村選手はこんなコメントを残しています。

上村「今日、初めて闘ったLA DOJOのゲイブは、すごい・・・こんなことを言ったら生意気かもしんないですけど、すごい僕好みのレスリングをすると、試合をして感じました。(中略)これからレスリングを、プロレスをやっていくにおいて、すごいいいライバルを見つけたと思います。」

出典:新日本プロレスリング

上村選手と言えば、学生時代に身につけたレスリングテクニックによる序盤のグランド戦にも定評のある選手です。そんな上村選手が"僕好みのレスリング"をすると評したゲイブリエル選手。レスリングの部分でも基礎のしっかりした選手なんでしょうね。どんなグランドの攻防を見せてくれるのか楽しみです。

明日は同じくヤングライオンの辻陽太選手とシングルマッチを行います。

辻選手とはどんなライバル関係を築いていくのか・・・注目したいと思います。

新日本プロレスワールドで観戦ができるのは

そんなゲイブリエル選手の試合ですが、

2.2札幌 vs. エル・ファンタズモ戦

このシングルマッチが生中継でゲイブリエル選手を観られる最初の試合になります。実質、この試合が新日本プロレスファンへのお披露目の場となるでしょう。

試合展開もヒールを貫くファンタズモ選手相手にどう立ち向かうか。試合後のコメントも含めて注目したいと思います。


では最後に、1月27日バックステージコメントより。

ゲイブリエル「今日の負けなんて気にしない。そんなことより、歩みを止めることなく進んでいくことが大切なんだ。日々少しでも変わっていくこと、進歩していくことが大切なんだ。DOJOを制圧して、ウエムラよ、次は今日のようにはいかないから。次、闘った時はオレがお前を倒す。これまでやられた分もやり返す。イジョー。」

出典:新日本プロレスリング

ゲイブリエル選手の活躍を期待しています

ではまた!

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