3.2福島大会。
新型コロナの影響で中止になってしまいましたが、実は楽しみにしていた試合がありました。
第二試合。タッグマッチでぶつかる鈴木みのる選手と上村優也選手。
2.20後楽園ホール大会で上村選手が鈴木選手に奇襲を仕掛けてからの初めてのリング上での遭遇。一体何が起こるのかとワクワクしていたので、中止になってしまったのは残念でした。
中止前最後の大会となった、2.26沖縄大会のバックステージでも鈴木選手の名前を出していた上村選手。
上村「ボクの闘いたい相手のリスト……SHOさんの『しびれない話』を聞いてくれたらわかると思います。その中の1人、鈴木さんとシングルマッチで闘いたいです」
新日本プロレスリング
上村選手が『SHOのしびれない話』に出演したのは去年の10月15日配信分。
そんな前から鈴木選手を狙ってたのか〜と思うと同時に、他にも闘いたい選手がいるのか?と気になったので、もう一度聴きなおしてみることにしました。せっかくなので『上村選手が闘いたい相手のリスト』をまとめておこうと思います。
それにしても、4ヶ月以上も前のPodcast番組を振り返りたくなるようなコメントを残すなんて上手くなったなぁ〜、なんて関心してしまったのは僕だけでしょうか?
ヤングライオンのうちにシングルマッチしたいリスト
『SHOのしびれない話』に出演した際、上村選手は「ヤングライオンのうちにシングルマッチしたいリスト」を発表しました(30'33~)。聞きなおしてみると、これがなかなか最近の上村選手の闘いにもしっかり通じているなぁと思うところが多くて興味深かったです。
vs. 永田 裕志
1人目に挙げたのは、永田裕志選手。
上村選手は永田選手の付き人を勤めています。付き人だからこそ、闘いたい相手の1人として選出。
永田選手とのシングルマッチは一度去年の10.4高岡大会で実現しており、負けはしたもののシングルで闘うということに関してはすでに達成。『新日本プロレスワールド』動画も探してみましたが、この大会はどうやら中継のない大会だったようで、残念ながら見つかりませんでした。
この2人の関係についてはたまに永田選手のツイッターで語られます。
同じ美容院で髪を切ったり…
試合前に上村選手が永田選手の足の上に乗ってほぐしたり。
この"師匠・付き人対決"はどこかで観てみたいですね。実況やバックステージでどんなことが語られるかも興味深いです。
vs. 鈴木 みのる
2人目に挙げたのは、まさに今、上村選手が照準を合わせている鈴木選手。
リング内外関わらず、いつも鈴木選手にやられている身としては闘っておきたいとのこと。
これにはSHO選手も同感していました。
ヤングライオン時代に鈴木選手の洗礼を受けた選手はみんな同じように思うんでしょうね。
そして『SHOのしびれない話』出演から約4ヶ月。
いよいよ上村選手が行動に出ます。2.20後楽園ホールでの鈴木選手襲撃。
この試合はテレビの前でかなり興奮しました。その勢いのまま記事をまとめたのが懐かしいです。
鈴木選手とのシングルマッチのチャンスを勝ち取るのは並大抵のことではないと思いますが、2.20後楽園での上村選手の闘いを観てしまった以上、どうしても期待してしまいます。
vs. 真壁 刀義
上村選手が3人目に挙げたのは、真壁刀義選手。
日頃からお世話になっているとのことで、その恩をリングで返したいとのこと。
この2人といえばやっぱり、去年の9月放送の『水曜日のダウンタウン』出演。「ソフトクリームを買った直後に説教食らったら溶けちゃう説」の検証を真壁選手と上村選手が行いました。
真壁選手がいなくなった隙に溶け出したソフトクリームを食べ「もったいないから食べました!」とはっきり言う上村選手の姿が微笑ましかったですね。
ちなみに、今回この記事をまとめようと思ったのは、シングルマッチで闘いたい相手として真壁選手の名前を挙げていたことがきっかけです。
これを聴いて、2.19『タイガー服部レフェリー引退記念大会』の第一試合、上村選手が真壁選手に突っかかっていった理由が分かったような気がしました。
この試合、以前から辻選手が真壁選手の名前を出していたこともあり、真壁選手は辻選手、本間選手は上村選手がチェックする役割でした。
しかし、上村選手はリングサイドにいる真壁選手を攻撃したり、リングで向かい合った時にはボディスラムで真壁選手を叩きつけたりと真壁選手にもしっかりアピール。これは『SHOのしびれない話』を聴いた後だと、真壁選手とのシングルマッチを見据えての行動のようにも思えます。
上村選手は鈴木選手を狙いつつも、真壁選手とのシングルマッチも狙っている。
そう頭の片隅に入れておくと、これからの上村選手の試合がより楽しめるかもしれません。
vs. SHO
『SHOのしびれない話』内で新ユニット『#NEXTBOYZ♂』の結成を発表した上村選手とSHO選手。
その話の中で、SHO選手とはタッグを組むよりも闘いたいと答えた上村選手。ジュニアタッグ王座を何度も戴冠しているSHO選手にどこまで通じるか試してみたいとのこと。
SHO選手も若手のそう言う気持ちは分かるようで、ぜひやりたい!と話していました。
SHO選手とのシングルマッチは、上村選手が『ベストオブザスーパージュニア』に出場できた場合、実現する可能性がグッと高まります。アマレス出身の2人ですから、序盤のレスリング合戦から見応えのある試合になることは必至です。これはぜひ観たい!
ちなみに『#NEXTBOYZ♂』は上村選手から言い出して、同郷であるSHO選手と組んだ新ユニットです。
考えたきっかけは、去年ちょっと話題になった『セーラーボーイズ(宮城県出身の田口隆祐選手・石森太二選手・YOH選手によるユニット?)』に影響を受けて。愛媛にも何か欲しかったそうです。
今はどうか分かりませんが、当時上村選手のサインには『#NEXTBOYZ♂』と入れていたそう。
個人的にはSHO選手との『#NEXTBOYZ♂』による企画も今後期待したいところです。
最後に
今回は、上村選手の「ヤングライオンのうちにシングルマッチしたいリスト」についてまとめてきました。
上村選手も来月の4月でデビューから丸2年。
3年目にもなると、いつ海外遠征の話が出てもおかしくありません。鈴木選手へのアピールを始めたのは、上村選手がヤングライオン卒業を意識してきたからかもしれませんね。
上村選手がヤングライオンでいられるのも、残りあとどれくらいでしょうか。
貴重な"若獅子"時代に上村優也はどこまでたどり着けるのか。
ただただ楽しみで仕方ありません。
ではまた!