新型コロナウイルス感染拡大の収束に向け、
新日本プロレスでも3月21日までの大会の中止が決定となりました。
なかなか元気の出ないニュースが続く中、嬉しいニュースがツイッターに上げられました。
昨年12月に行われた、
第一回『新日本プロレスコンクルソ(以下コンクルソ)』の優勝トロフィー授与式の様子です。
"主催者"棚橋弘至選手から優勝トロフィーを受け取る、第一回コンクルソ優勝者のSHO選手。
SHO選手、改めておめでとうございます!
見たかったものがようやく見れた〜と思っていたら、そのまま棚橋選手から特報として、第二回『コンクルソ』を今年の12月に開催するという宣言がありました。
コンクルソについては、このブログでも何度も取り上げたほど楽しめたイベントだったので、こうした形で開催宣言をしてくれたことは、とても嬉しいニュースとなりました。
そんなわけで今回は、第二回開催が発表された新日本プロレスコンクルソについて。
Contents
新日本プロレスコンクルソ
そもそもコンクルソとは、という方へ。
2019年に棚橋選手が提唱し、同年12月に開催された新日本プロレスの選手たちによるボディビル大会です。
リング上で順番にポーズを取るわけでもなく、バックヤードでポーズを撮影し、LINEで投票を募り、順位を決めるという"半非公式"のような形で行われました。
第一回の出場選手は10名。
詳しくは下記の記事を読んでいただけると嬉しいですが、高橋裕二郎選手のダンサー・PIETERさんも参戦するなど、選手の自主性により実現したこのイベントは予想以上の盛り上がりを見せました。
累計投票数は、なんと18,002票。
SHO選手の優勝、PIETERさんの特別賞という形で幕を閉じました。
ある意味お試し、とりあえずやってみようぜ的な感じで開催された第一回でこれだけ盛り上がったので、第二回ともなると更なる盛り上がりを期待しちゃうわけです。
"2倍"の規模で行う第二回大会
以前から「次は20人でやりたい」と言っていた棚橋選手。
今回のツイッターでの"宣言"でも、2倍の規模で行うことを明言しました。
2倍、つまり20名規模での開催ということです。この規模で行うコンクルソではどんな光景が見られるのか。ちょっと考えてみました。
"本気"のイベントになる可能性
"本気"と書いたのは、ただ数が増えただけのお祭りでは終わらないかも、という意味です。
現在新日本プロレス公式サイトに掲載されている選手は「75名」。
その中から新日本プロレス専属、もしくは頻繁に参戦する選手に限定すると「60名」ほどになります。
この中から20名選抜するとなると…
つまり、所属選手の約3分の1がコンクルソに出場することになります。
そうなると、コンクルソに出ない選手は、出場しない選手というよりも、出場"できない"選手、という見え方にならないでしょうか。日々リングに上がる為に鍛えている選手たちです。それは悔しいでしょう。
そんな感じで、単に出場者が増えるのではなく、出場したい選手が増えることで、コンクルソ自体の"価値"が増し、更に更に盛り上がりそうな予感がします。
部門別の大会になる可能性
人数が増えてくると、部門を分けて、部門別の勝者を決める方法もありえるのかな、と思っています。
筋肉部位別
まず、筋肉の部位別に部門分けする案(?)は第一回の時から出ていました。
YOH選手は三頭筋に自信がある様子。
他にも脚部門とか。
背筋部門とか。
人数が増えるのであれば、筋肉の部門別にしてみるのも面白いかもしれません。
スタッフ部門
去年の12月に放送されたNHK総合「サラメシ」。
阿部リングアナへの密着取材がされる中、
リングコーナー1本を、1人で持ち運び設置するスタッフの姿が映し出されました。
日々自らの肉体を駆使してリング設営を行うスタッフのみなさま。彼らもなかなかの肉体をお持ちであることは間違いありません。それに、井上亘さんのようにプロレスラーを引退した後にスタッフとして働いている方もいらっしゃる様子。
そんなスタッフの方が出場しても面白いんじゃないかなと思っています。
新日本プロレスという会社全体が元気であることを示す機会にもなりますし。さすがに難しいでしょうか。
女性部門
前回ただ1名、女性として出場したPIETERさん。
プロレスラーに混じりながらも、その仕上がり具合で第3位という快挙を成し遂げました。
PIETERさんなら、20名の出場者に混じっても相当上位に食い込むことが容易に想像できます。
でもやっぱり女性の対抗馬がいてもいいかなと思って「女性部門」、考え出してみましたが…PIETERさんの仕上がり具合だったら、プロレスラーと直接対決した方が面白そうですね。
やっぱり女性部門はなしで。
おしゃれ部門
最後に番外編。
第一回コンクルソにおいて、服を着たまま参戦したYOH選手。
当時賛否ありましたが、しっかり「おしゃれ部門」として行うのであれば、かなり盛り上がるんじゃないでしょうか。そうなると個人的に参戦して欲しいのは鈴木みのる選手。
原宿でアパレルショップを経営するだけあってかなりおしゃれです。
ただ、おしゃれ部門開催となっても、さすがに新日本プロレスの企画の中では難しいでしょうか。完全ヒールの鈴木軍ボスですし。
参戦して欲しい選手
最後に第二回コンクルソに是非出場して欲しい選手について。
SANADA
全体的にバランス良く鍛え上げられた筋肉。
特に背筋と、ドラゴンスリーパーを仕掛ける時に盛り上がる胸筋には惚れ惚れします。
前回出場していれば相当上位だったであろう選手。次回はぜひ!
ジェイ・ホワイト
こちらもバランス良くついた筋肉。
特に試合後半で繰り出す高速スープレックスを生み出す背筋はただただ素晴らしい。日本人選手にはない脚の長さで、全身のシルエットもめちゃくちゃカッコいいです。
出場さえしてくれれば、こちらもかなり上位に…!
LAヤングライオン
スケジュールさえ合えば、第一回コンクルソにも出場していたLAヤングライオンのみなさん。
背が高くて脚の長いカール・フレドリックス選手、筋肉をぎゅうぎゅうに押し込めたような肉体をもつ、クラーク・コナーズ選手やアレックス・コグリン選手。
彼らが出場することで、よりレベルの高い大会になることは間違いなしです。
他にもタマ&タンガ組や、リュウ・リー選手、小島聡選手など出場して欲しい選手や理由は山ほどありますが、長くなりそうなので今回はこれぐらいに。
最後に
「12月に開催」「20名規模」
これだけのワードだけで、つらつらと妄想を書き出してきたこの記事にお付き合い頂き感謝です。
第二回コンクルソについては引き続き続報を待ちたいと思いますが、どうやら棚橋選手とSHO選手の「合同Podcast」の収録もすでに行われているとのこと。
棚橋選手の持つリストを良く見ると「筋肉談義」と書かれているので、もしかしたら第二回コンクルソについても何かしら情報が出てくるかもしれません。公開を楽しみに待ちたいと思います。
また、こちらのお二人についてはスマホサイトで対談も公開されています。まだの方はぜひ。
元気の出ないニュースが続きますが、
そんな時にも新日本プロレス、そして選手たちは楽しい話題を提供し続けてくれています。
ファンも、いざ大会が開催された時には、今まで以上の力で新日本プロレスを応援できるように元気を貯めておきたいですね。そう、『プロレス貯金』です!
ではまた!