SHO選手が鷹木信悟選手から3カウント奪った瞬間、自然と涙が流れ…
ついに!SHO選手が鷹木選手に勝ちました!
コロナの影響を受け、突然決まったNEW JAPAN CUPでのシングルマッチですが、
SHO選手はそのチャンスを見事にモノにしてくれました!
間違いなく、SHOの勝利です!
試合を観ている間は興奮して色々考えるヒマもありませんでしたが、
今思い返してみると、今日のSHO選手、試合の組み立てが凄かった。
序盤からの激しい打撃や投げ合いの中に右腕への腕十字を織り交ぜ、
ギブアップも狙いつつも鷹木選手のパワーを徐々に削いでいくSHO選手。
その戦いの組み立て方は、
足へのダメージを蓄積していく棚橋選手の必勝パターンを思い出させました。
そして、終盤の畳み掛けはただただ見事。
ラスト・オブ・ザ・ドラゴンの勢いを逆に利用してのアームロック。
ロープブレイクしようとする鷹木選手に対してクロスアーム式のドリル・ア・ホール・パイルドライバー。
そしてそのまま、ショックアローでフィニッシュ。
鍛え上げた肉体と、積み上げたトレーニング。そして、勝つための戦略。
今回の鷹木選手からの勝利は、間違いなく、SHO選手が実力で勝ち取ったものです。
SHO選手、おめでとう!
僕はこの試合をこれから何度も見返して、元気をもらうんだと思います。
まだ終わらないSHOの戦い
鷹木選手からの勝利の余韻に浸る間もなく、次はSANADA選手との二回戦が控えています。
SANADA選手。オカダ選手のライバル。テクニカルなオールドスタイルプレイヤー。
個人的にはSANADA選手とのグラウンドでの攻防がめちゃくちゃ楽しみです。
いつかのKUSHIDA戦のようにグラウンド中心の戦いになる可能性も…あるのか?
どちらにせよ、目指すは勝利のみ!
そしてそして、忘れてはいけないのが鷹木選手のNEVER無差別級ベルトへの挑戦です。
決定のアナウンスはまだですが、ほぼ確実にどこかのタイミングでタイトルマッチが組まれるでしょう。
鷹木選手がNEVERを戴冠したその瞬間を、SHO選手は実況席で見届けていました。
勝つことが出来ないまま、鷹木選手をヘビー級戦線に見送ることになってしまったSHO選手。
実況席でその悔しさを滲ませていたSHO選手ですが、今は違います。
戦績は1勝1敗のイーブン。
次、勝った方がNEVER王者です。
NEW JAPAN CUPで対戦が組まれたのは"棚ぼた"だったかもしれません。
しかし、鷹木選手に勝利して"次"のチャンスを掴んだのは、間違いなくSHO選手の力です。
あの鷹木選手相手に2連勝するのは容易なことではありませんが、
"棚ぼた"ではない、自分の力で手繰り寄せた"次"のチャンスも絶対に掴んで欲しいです。
最後に
試合後のSHO選手のコメントを少しだけ。
SHO選手の「この1勝は、俺の一生の誇りです。」という言葉。
本当に色んな思いが詰まった言葉なんだと思います。
この一勝を経て、SHO選手はこれからさらに強く、進化していくでしょう。
その姿を、これからリアルタイムで追えることが嬉しくて仕方ありません。
改めて、SHO選手、おめでとう!