新日本プロレス

上村優也と石森太二のシングル再び!

大阪大会の一夜明け会見にて、
7月20日後楽園大会と7月25日愛知県体育館大会の全カードが発表となりました。

EVIL選手vs.高橋ヒロム選手の二冠戦を筆頭に、鷹木信悟選手vs.エル・デスペラード選手のNEVER戦、オカダ・カズチカ選手vs.高橋裕二郎選手のシングルなど気になるカードが並びますが、当ブログとしてはやっぱりこのカードが一番楽しみであります。

上村優也選手 vs. 石森太二選手

2.4後楽園ホール大会以来、2度目のシングルマッチが7月25日に実現します。

前回のシングルについては以下の記事にまとめています。

結果としては石森選手の「Yes Lock」によって上村選手がギブアップ負け。しかし、この試合のために「回転足折り固め」を奥の手として用意するなど、上村選手の成長も垣間見ることの出来た試合でした。

あれから半年。
2人のシングルをより楽しむために、2人の現在の状況をまとめてみたいと思います。

上村優也の成長

上村選手の最も大きな変化はなんと言っても「肉体の成長」でしょう。

公式体重は82kgから90kgに増えました。明らかに筋肉の凹凸が深くなり、パワーが格段に増しています。石森選手の公式体重は75kg。筋肉の密度は石森選手の方が高いかもしれませんが、身長・体重で大きく上回る上村選手が有利になる場面も以前より多くなっているはずです。

前回のシングルではすぐにロープブレイクされてしまったボストンクラブや、逃げることが出来なかった「Yes Lock」も状況が変わるかもしれません。


そしてもうひとつ、「技の引き出し」が増えたこと。

「NEW JAPAN CUP」の金丸義信戦では、スワンダイブ式のフライングクロスボディ、ダイヤル固めを新技として披露しました。

見てください、この華麗なジャンプ!

ほんと可能性の塊です。

大一番では相手を倒すための戦略を練ってくるのが上村選手です。これまで使ってきた技以外にも、対石森太二用として奥の手を用意してくる可能性は十分にあります。


上村選手の目標は「SUPER.Jr」に出ること。今年開催されることを信じて戦い続けています。

石森選手との試合が「SUPER.Jr」出場に繋がることは上村選手が誰よりもよく分かっているはずです。どんな戦いを見せてくれるのか。そろそろ格上からの勝利が欲しいところですね。

石森太二のトラウマ克服

石森選手といえばなんと言っても金丸義信選手からの勝利が大きいでしょう。

石森選手は金丸選手と10回以上戦って一度も勝ったことがなく、「金丸アレルギー」と口に出してしまうほど苦手意識のある選手でした。去年の「Super.Jr」でも3分51秒で敗れています。

今回の「NEW JAPAN CUP」においても入場時に背後から襲われ、ゴング前から苦戦を強いられます。しかし、最後はブラディークロスできっちりと勝利を納め、無事「金丸アレルギー」を克服しました。

その後のオカダ選手とのNEW JAPAN CUP3回戦では敗北はしたものの、旋回式でオカダ選手の首に絡みつきながら「Yes Lock」につなげるなど、実力者としての戦いを見せつけました(欲を言えば外道選手の介入なしで見たかったですが)。

なんと言ってもIWGPジュニアヘビー級王座の戴冠経験もある石森選手。試合運びや、瞬間的な機転の効かせ方はさすがの一言。今回も分厚い壁として上村選手の前に立ちはだかります。

またプレゼントはありますか?

日々成長を見せ、ファンの期待値を高め続ける上村選手。

トラウマを克服し、新日本プロレスのヘビー級トップ選手とのシングルを経験した石森選手。


1回目のシングルマッチから約半年。今回はどんな試合になるのか。

ただひとつ言えるのは、前回よりも激しくて楽しい試合になるのは間違いないと言うことです。

あと、どんなコメントを残すのか。これも注目ですね。

上村選手にアイスを買ってあげたり(2019年12月)、「相談に乗ってやろうか」と言葉をかけたり(2020年1月)、何かと上村選手のことを気に入っている節がある石森選手。

「また何か贈ってやるから。もっと強くなって俺にかかってこい」

1度目のシングルマッチの後の石森選手のコメントです。

上村選手がこの発言を覚えていれば、事前に何か要求することもあるかもしれませんね。

ではまた!

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