5月1日に配信された『LA DOJO SHOWCASE』の試合後、クラーク・コナーズ選手がヤングライオン卒業を宣言しました。
2019年のヤングライオン杯を優勝したフレドリックス選手がヤングライオンを卒業してから1年、
リーダー・道場長として、LA DOJOを引っ張ってきたコナーズ選手が満を辞しての卒業となります。
ヤングライオンとしての最後の試合
コナーズ選手のヤングライオンとして最後になるであろう試合は『LA DOJO SHOWCASE』のメインイベント。
同じくLA DOJO1期生であるフレドリックス選手とのシングルが組まれました。
僕にとっては LA DOJOと言えばこの2人。
2019年のヤングライオン杯ではフレドリックス選手は優勝、コナーズ選手は上村選手を除く全ての野毛道場生に勝利し、
野毛道場ヤングライオンを相手に圧倒的な実力を見せつけて凄まじいインパクトを残しています。
そんな2人のシングルなら観るしかない!ということで、久しぶりに『NJPW STRONG』を観戦しました。
この2人のシングルは序盤のリストの取り合いから終盤の駆け引きまで
LA DOJOでしっかり指導されているのが伝わってきて観ていて気持ちがいいですね。
あと、大事な場面での畳み掛けの仕方で「負けられない」気持ちがしっかり伝わってくるのが良い。
これは野毛のヤングライオンがLA DOJOの選手と戦って、最も影響を受けた部分だと思ってます。
さて、試合はフィニッシュホールドの「マニフェスト・デスティニー」が決まり決着。
あまり大きな力の差は感じませんでしたが、
やはり先にヤングライオンを卒業し、ヘビー級の選手たちと戦ってきた経験値でしょうか。
フレドリックス選手の勝利となりました。
ヤングライオンから"ワイルド・ライノ"として
フレドリックス選手との試合後、ヤングライオン卒業を宣言したコナーズ選手。
実況のケビン・ケリーさんが、コナーズ選手を”野生のサイ”と表現したことを受けて
「ヤングライオンのクラーク・コナーズはもういない。俺は"ワイルド・ライノ"だ。」と発言しました。
実際に"ワイルド・ライノ"として戦っていくのかは分かりませんが、
コナーズ選手の鍛え上げられた密度の高い筋肉から繰り出されるスピアーは、まさに"ワイルド・ライノ"。
ぴったりなキャッチコピーだと思います。
そして、ヤングライオンを卒業するとなると楽しみなのが
新たなコスチューム、キャラクター、技、そしてフィニッシュホールド。
果たしてどんな姿でどんな戦いを見せてくれるのか。
黒タイツも似合ってますし、LA DOJO第1期道場長ですし、
柴田勝頼選手のようにそのまま黒タイツ姿で戦っていく、というのも個人的には胸熱な流れ。
次回のコナーズ選手の登場、そして戦いは見逃せないですね。
最後に
コナーズ選手がヤングライオン卒業となると
上村選手推しの当ブログとしては、やっぱり上村選手とコナーズ選手の試合を期待してしまう訳で。
今年のBOSJにヤングライオンを卒業したコナーズ選手が参戦して
上村選手と闘うっていう展開になるとかなり熱いんですが、どうでしょ?
上村選手の武者修行のきっかけとしてもすごく良いと思うんですよね。
このコロナ渦じゃまだ難しいかな。
上村選手、辻選手、ゲイブ選手のヤングライオン卒業はいつになることやら…
さてさて、次は「レスリングどんたく 2021」です!
福岡在住の私も会場に足を運ぶ予定でしたが、コロナの影響であえなく断念。
NJPW WORLDでの観戦になりますが
毎年何かしらのサプライズがあるどんたくシリーズの最終章。
最後までしっかり見届けたいと思います。
ではまた!