いやぁすごいものを観た。
5月4日「レスリングどんたく 2021」2日目。
IWGP世界ヘビー級王者であるウィル・オスプレイ選手と挑戦者の鷹木信悟選手のタイトルマッチ。
全てを出し尽くして削り合うような2人の戦いは、
観ているこちらも体力を奪われるような激烈なものとなりました。
Contents
超人同士の戦い
今日のメインはまさに超人同士の戦い。
IWGP戦独特の緊張感の中、常に相手の一手二手先に対応する両者。
そして中盤からの怒涛の畳み掛け。
「雪崩式スパニッシュフライ」からの「シューティングスタープレス」。
設置された机に向かって放たれる「MADE IN JAPAN」。
「スーパーオスカッター」を受け止めての「鷹木式GTR」。
最後はオスプレイ選手が「レインメーカー」を繰り出し「ヒドゥンブレイド」からの「ストームブレイカー」で締め。
終盤は息をつく間もない攻防にずーっと見入ってしまいました。
どちらもいつ倒れるんだと。どこまで切り返すんだと。
ただ、決まってみれば納得の結果。それぐらいオスプレイ選手は圧倒的でした。
ウィル・オスプレイの圧倒的王者感
鷹木選手の強さ・粘り強さも相当なものでした。
普通ならIWGP世界ヘビー級王座を獲得してもおかしくなかったと思います。
ただ、今回はオスプレイ選手の圧倒的強さが際立っていた。
NEW JAPAN CUP優勝、IWGP世界ヘビー級王座を奪取した時もその強さは凄いものでしたが、
鷹木選手との防衛戦の中で、その王者としての"凄み"をこれでもかという程見せつけられました。
まさにレベルが違う。
そんなオスプレイ選手が、東京ドームでオカダ選手とタイトルマッチを行うというのも必然なのかもしれません。
今度のオカダ選手とオスプレイ選手のタイトルマッチは
おそらく今年初めに行ったシングルマッチとはまったく別次元の戦いになるでしょう。
プロレス界のトップに立ち続けるオカダ選手と、
オカダ選手に導かれ、ひたすら駆け上がり頂点にたどり着いたオスプレイ選手。
この2人が新日本の象徴をめぐって東京ドームで争うんです。
我々の想像を超えてくることだけは間違いありません。
あと1ヶ月…これは待ちきれないですね!
最後に
もし東京ドーム大会でオカダ選手を倒すことがあれば、それこそ「誰がオスプレイを倒すんだ」状態に突入します。
そろそろオカダ選手がトップに君臨する姿を見たい気持ちもありますが、
オスプレイ選手がこれから王者として見せていく世界にも非常に興味があります。
それを期待してしまうほど、今のオスプレイ選手は新世代王者として圧倒的で、魅力的です。
いよいよユナイテッド・エンパイアが本当に新日本を支配する時が近いのかもしれません。
さて、まったく別の話になりますが
「レスリングどんたく2021」2日目では発熱した選手がいたようで、
その中でYOH選手のIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦も先送りとなってしまいました。
これは正直残念でしたが仕方のないことです。
対策は取られているとは言え、選手もリスクを負って全国をまわっています。
選手の方々に何もないことと、YOH選手のIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦が近いうちに実現することを願っています。
この記事を読んでくださっている皆さんも、お気をつけくださいね。
ではまた!