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鷹木信悟が新日本の頂点を取った日

鷹木信悟選手がIWGP世界ヘビー級王者に!

いやはや鷹木選手、本当にベルトを取ってしまいました。

…と書くと鷹木選手に失礼ですね。

間違いなく、オカダ・カズチカ選手を圧倒しての文句なしの勝利だったと思います。

という訳で、

早速ですが今回のIWGP戦を振り返っていきたいと思います。

レインメーカー式パンピングボンバー

今回のタイトルマッチ。

フィニッシュはもちろんラスト・オブ・ザ・ドラゴンでしたが、

試合を決めたのは

鷹木選手が放ったレインメーカー式パンピングボンバーだったように思います。

この直前、オカダ選手はリストを掴んだまま二発のラリアット。

そのまま相手を立たせ、レインメーカーを一発。さらにフィニッシュの正調レインメーカー。

これがオカダ選手が勝利に持っていく定番の流れですよね。

これをやられると終わる。

その流れを完全に止めたのが、鷹木選手のレインメーカー式パンピングボンバーでした。

鷹木選手はその勢いのまま、オカダ選手に流れを渡すことなくフィニッシュ。


思えば全体を通して鷹木選手のペースで試合が進んでいました。

いくら攻められ続けても、いつの間にかオカダ選手のペースになっている。

オカダ選手の試合はそんなイメージがありますが、それを鷹木選手が許さなかった。

負け筋をなくし、強引に自分の流れに持ってくる。

まさに鷹木選手らしい、力強い勝利でした。

それでも根強かったオカダ待望論

今回、試合の前から確実に勢いは鷹木選手の方にありました。

敗れたとはいえ、ウィル・オスプレイ選手との激戦を見せられた後では

鷹木選手が王者になることへの期待は大きくなるばかりです。

ただ、オカダ選手の王者への復帰を期待する声が多かったのも確かだと思います。


…実際、僕もそうでした。


鷹木選手が頂点に立つ姿を見たい!

今の時代に必要なのは「元気はつらつおじさん」だ!

そう思いながらも、どこかで期待するオカダ選手の復権。

高橋ヒロム選手も解説席で言っていましたが、

やっぱり「IWGPといえばオカダ」なイメージがどうしてもあります。

オカダ選手が頂点にいない期間が長いと落ち着かないというか。

Iベルトの価値を確立するのはやっぱりオカダ選手だろ、とか。


ただ、そんなことはお構いなしに、IWGP世界ヘビー級の王者となった鷹木選手。

鷹木信悟待望論かオカダ待望論か、

なんて言われていた今回のタイトルマッチですが、

鷹木信悟待望論は、鷹木選手が自ら作り出した嵐のようなものでした。

自分を奮い立たせ、周りを巻き込み、大きな流れを生み出していく。

これが鷹木選手の唯一無二の魅力だと思います。

オスプレイ選手の欠場も力に変え、

その勢いはオカダ選手をも飲み込むほどに大きなものとなりました。

この嵐はどこまで大きくなるのか。

次の相手は、初代王者の飯伏幸太選手。

神をも巻き込み、龍は龍神となるのでしょうか。

最後に

という訳で、IWGP王者となった鷹木選手の話題でした。

それにしてもIWGP世界ヘビー級王座…

飯伏選手、オスプレイ選手、そして鷹木選手と、つい最近までNEVER戦線の中心にいた選手たちが名を連ねています。

1年前には思いもしませんでした…まさしく新時代のベルトって感じですね。


生まれ変わったばかりのこのベルト。

これから防衛回数を重ねた選手がこのベルトの象徴となっていくんだと思います。

果たしてそれは鷹木選手か、それとも他の選手か。

オカダ選手との試合を終えた後だと、誰も鷹木選手を止められないような気さえしてきます。

それまでに鷹木選手は圧倒的でした。

どんな防衛ロードを歩むのか、今から楽しみですね。


最後に、本日の名シーン。

IWGP戦ではないですが

今年はジェフ・コブ選手も来そうな予感。

ではまた!

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